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『非特異的腰痛』

『特異的腰痛』

痛みの概念

慢性腰痛に薬物療法

  • 抗うつ薬に鎮痛作用

    最近の研究で抗鬱薬に鎮痛作用がある事が分かってきています。

    最新治療薬
  • 慢性腰痛に効く薬

    上手に薬物療法と運動療法を組み合わせる事で痛みと上手く付き合っていきましょう。

    最新薬物療法

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慢性腰痛・疼痛患者の心理的要因

イエローフラッグとは?

今回は腰痛の心理的要因イエローフラッグについて紹介しようと思います。一度読んでみてからご自身の気持ちと当てはまる項目が何個あるか是非チェックしてみてください。

チェックの数が多いほど慢性痛の心理的要因が深く関わっている可能性がとても高いです。

イエローフラッグ

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イエローフラッグとは腰痛に対しての考え方や心のあり方で腰痛を慢性化させ、再発率を高める危険因子の事です。主に心理的、社会的要因が大きく関係しています。病院で検査を受けても原因がわからない、MRIでも骨に全く異常がない腰痛症患者はイエローフラッグの項目に当てはまると思われます。

腰痛のレッドフラッグに入り込むための大きな原因となるものもあれば、腰痛を慢性化させてしまっている心理的要因などがあります。

診療でのアドバイスとして、また患者自身による治療でも役立つものと考えられる各ガイドライン、その中でも特に詳しいといわれるニュージーランドのガイドラインから、イエローフラッグの7つの項目を取りあげてみましょう。

認知療法

イエローフラッグの内容

1  恐怖回避行動

●痛みへの恐怖心を抱き、回避行動を取り続けることで徐々に悪化すると信じ込んでいる。
●痛みが少しでもあれば完全な日常復帰は不可能と思っている。
●生活を取り戻せるかどうか不安に思っている 。
●社会復帰にはあまり期待していない。 これらの状態を腰痛に対する不適切な態度と信念、として示しています。

2 腰痛に対する不適切な行動

●安静を無理に長くとったり休息も必要以上にとることが多い。
●運動不足が徐々に慢性化している、またリハビリの指示はあっても運動量に波が大きい。
●医師や薬物などに頼る気持ちばかりが先行している。
●睡眠不足やアルコール依存が顕著である。
●たばこをよく吸う。

3 補償問題

●職場への復帰を考える上であまり急がなくていいと考えている。
●生活保護、医療費の紛争経験がある。
●腰痛以外の問題で職場を長期離脱した経験がある。

4 診断と治療の問題

●治療において機能性の回復、可動域の回復を指示されたことがない。
●診断結果としてQOLの著しい低下を告げられたことがある。
●医者任せの腰痛治療を続けたために腰痛が悪化している。
●腰痛以外の問題があり、また治療を受けている。
●仕事は無理、と強く押された経験がある。

5 感情の問題

●運動を含む日常生活の影響で痛みが悪化した経験があり、 痛みに対する恐怖心もある。
●うつ状態が長く続くことがある。
●パニック障害などを持っている。
●ストレスによって感情コントロールもうまくできない。
●自分が社会から不要と思われている、役に立たないと考えている。

6 家族の問題

●親族や結婚パートナーが痛みが起こることを心配し、かえって不安を冗長している。
●あるいは逆に欲求不満の捌け口にされている。
●仕事への復帰をほとんど期待されていない。
●身近な相談相手すら1人もいない。

7 仕事の問題

●肉体労働系の仕事をしたことがある。
●重いものを頻繁に持つ仕事、一定姿勢を変えずに保持する仕事、夜間を含むスケジュールの過酷な仕事をしている。
●腰痛があるのに酷使されたり、腰痛が起こると罰せられるような職場、上司経験がある。
●腰痛のケアに対して職場側の意識がまったくない。

イエローフラッグ

イエローフラッグを解消する事が大切!

以上のようなイエローフラッグ状態にある方は、やはり1つずつでも解消することが大切でしょう。

 

該当数が多ければ多いほど腰痛を慢性化させてしまう原因になってしまいます。

 

特に気付く点が多いと感じられるものから対処するのが肝心です。イエローフラッグに関しては心の問題、考え方の著しい偏りなどがあるので、整形外科だけでの治療は困難を極めます。精神科と整形外科との連携して治療するリエゾン療法などを行っている病院で治療するのが良いかもしれません。

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